川口です。台風の被害が出ないことを願います。
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本日は今関わらせていただいているベンチャー企業でのお話。
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数度会社を訪問させていただいているのですが、毎回もれなく社員全員が立ち上がり、大きな声で「こんにちは」と迎えてくださいます。
それも、やらされ感全くなくとびきりの笑顔で、です。当然のことながら業績好調とのこと。
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一事が万事
私の所属していた会社でもそのようにしており、来社される方々から毎度お褒めの言葉をいただいていましたが、他社で経験したのは初めてです。
この挨拶一つで他者は社風を感じ取ります。改めて受ける側の印象の強さを感じました。伸びている会社だと伝わればその後の取引にも影響を与えそうですよね。
暗〜い会社より、明るく伸びている会社に惹かれませんか?
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躾≠マニュアル
しかし、マニュアルに「来客の際は立ち上がって笑顔で挨拶する」とは書いてあるわけではありません。
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社員の誰かがやりだして、社風として続く人がいた。結果風土ができた自然発生ではないかと思います。良い会社の証とも言えます。
リーダーの仕事の一つに「組織化」がありますが、組織化に必要な「躾」のポイントをご紹介します。
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1、理念
理念は共通言語です。
何の為にやるのか。
共通言語か否かの判断は、「いつ誰に聞いても同じ答えが返ってくる」です。
その為に必要なのは
- 定期的なトップの発信(会議など)
- 言語として見える化されている(掲示・クレド)
- 判断時のフィードバック
この3つです。
特に「判断時のフィードバック」は、なぜその判断をするのか、理念がこうだから。と説明することです。共通言語が染み着くまでここをサボらず続けること。
自分の理念理解度と同等のメンバーは何人いますか?
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2、敬意の表現
他者への敬意の表現です。
とても当たり前のことなのですが、
- 反応しなかった時(無視)
- ありがとう、ごめんなさいが抜けていた時
- 嘘をつくなど他者をぞんざいに扱った時
これらの場面で指摘がないと「これでよい」という認識が生まれ、それが風土となっていきます。
リーダーは違和感を感じたら本気で修正すること、優先順位の高い仕事です。
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3、挽回の仕方
組織の成長に不可欠なのは「成長」そして成長を阻むものは恐怖。ブレーキです。
成長する為に挑戦し続ける風土を作る必要があるのですが、挑戦には失敗がつきものです。
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失敗するくらいなら挑戦しないほうが良いと考える人は多いという前提で、ポイントは「失敗しても挽回できる」という風土を作ること。
挽回の方法を伝え、一緒にやってみて、フィードバックする。この繰り返しをする事で挑戦する風土が作られます。とても大切な躾の一つです。
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躾とは習慣を作り風土を作ること
躾というと、大人が子供にするようなイメージがあるかもしれませんが、習慣作りという点で組織を強くしたいリーダーの大事な大事な仕事です。
躾が業績を決めると言っても過言ではありません。
こればかりは研修だけでは不可能で、日頃のリーダーのスタンスがそのまま反映されます。
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