本日はいただいた質問に答えます。

質問

川口さんはリーダーシップに意思決定力が必須だと言いますが、自分は慎重なタイプで決めるのに時間がかかります。優柔不断だと言われる事もあるのですが、リーダーに向いていないのでしょうか?

回答

ご質問ありがとうございます。質問する自体とても勇気のある行動で、文面からもリーダーに向いていないとは感じませんでしたよ。

リーダー自体は覚悟があればできます。意思決定は訓練でできるようになります。

ご自身の中での意思決定=「即断即決!」の一択だと捉えているのかなと感じましたがいかがでしょうか?

ビジネスは一択に見えるものの選択肢を自分で増やすゲーム

答えがこれしかない!と決めたらそこでゲーム終了です。

本当に一つなのでしょうか?

本日は意思決定のスタイルを紹介します。

学術的にはカーニー氏の「自己理解と状況理解」の2軸で4タイプに分類したものがありますが、今回の質問に適した回答として別の分類をご紹介します。

ご質問の方は、優柔不断という表現をされていますが、「迷って時間がかかる」という点で回避的、依存的の傾向があるかもしれませんね。

これらは特徴であって、優劣ではありません。但し「リーダーシップ」という点で言えば目指す意思決定スタイルにオススメがあります。

合理的に意思決定する

ボーリング・グリーン州立大学で行われた研究の結果、自分の意思決定について後悔しない確率が最も高いのは「合理的スタイル」だそうです。

周囲から見ても、納得しやすいですよね。

一番納得が得られにくいのは直感(感情)での判断ではないでしょうか?

そうすると・・合理的な意思決定のキーワードは「一貫性」ですね。

↓参考文献の最後にクイズがあるのでやってみてください!

https://www.teikokushoin.co.jp/journals/society/pdf/201503/02_hssobl_2015_03_p01_04.pdf

またのご質問お待ちしております!