2020年、本年もよろしくお願いいたします。

早速本文に入ります。

日頃私の研修に出てくださっているリピーターの方はお気づきかと思いますが・・

研修の特徴のひとつに「NOアイスブレイク」というのがあります。

時間をワークに目一杯使いたいというのもありますが、笑いは他人から貰うものではなく自ら沸き起こすものだ!

という考えのもとで個人的にはロックなやり方だと思っているのですが、お初の方も増えて参りましたので、改めようと思って研究中です。

テーマがなぜ必要か

みなさまは2019年の抱負・テーマを覚えていらっしゃいますでしょうか、また効果測定されましたでしょうか。

私は家計簿すら3日と続かない人間です。

年頭に何かを決めたとしても影響が薄いです。

しかし独立してからは習慣が変わりました。誰も売上や経費を管理してくれないからです。

昨年の年頭にLINE@で発信したのは「極」でした。ある意味公私含め様々な分野で「極」は達成できたように思います。効果測定は極だけあって不能。つまり抽象的で曖昧な目標設定は曖昧に終わるというお手本です。

ということで。

今年は2つの軸を中心に活動する宣言をします。

①リーダーシップ

昨年1年間。

フィットネス業界しか知らない私にとって未知の世界であるHR業界の大先輩方の元へ押しかけては

「私って何者で何ができるのでしょうか?」

と迷惑極まりない相談をして困惑させる場面が多々ありました。

皆様に真剣にアドバイスいただいて、自分の中で一つ一つ整理して現段階でたどり着いたものの一つです。

私の説明能力にも関わらず多くの情報を拾い集め、的確にそして論理的にアドバイスいただいたり、様々な修行と経験の場を与えてくださった大先輩方には感謝しかございません。HR業界、火傷しそうに熱い先輩ばかりです。出世払いで必ずお返しします!!

他にも、「女性」という特色であったり「ホスピタリティ」「CS」「セールス」「部下育成」「人財開発」であったり私の強みと思われる軸は健在ですが、全てに共通するのはリーダーシップがなければ何も成し遂げられない、ということです。

リーダーシップとは何か?

リーダーシップは、組織心理学の中でも最もよく研究されてきたテーマの一つでありながら、まだまだわかっていないことが最も多い領域と言われています。(引用:金井寿宏著「リーダーシップ入門」⇩)

よく「オススメの本は何ですか?」と聞かれるのですが、リーダーシップのノウハウ本は山のように出版されていますから、まず何か読んでみると良いと思います。とはいえ、一定のオススメはしていきます。

本年はこの分野の研究・活動を増やし、各地域に素晴らしいリーダーシップを発揮する人を増やし、喜ぶ組織の皆さんやお客様をこの目で見たいと思っています。

②「特Aサービスパーソン」

これは私のライフワークでもある「こころが動くサービスの研究」をもっと追求したいという理由でテーマに据えています。

一般的には「サービスマン」と言われますが、女性も含みたい想いが強いのでサービスパーソンとしました。

みなさまは日頃あらゆるサービスを受け、商品ではなく人の一言、姿から一瞬で「おおお!」と心を掴まれて忘れない。という経験はありますか?

また、こんなサービスパーソンに出会ったことはありますでしょうか?

息をするように人を喜ばせることを考えていて、人心掌握に長け、空間察知能力、商品知識、情報把握力に収集力、問題発見・解決力、接遇能力、プレゼン能力、チームマネジメント、何に対しても真剣に取り組む。

一瞬一瞬が勝負の現場において、これだけの能力が必要な難易度の高い職業なのです。

どんな研修や制度を取り入れてたとしても、その存在だけで教育になる人の有無が、組織を強くするスピードを左右します。

私は好奇心に任せてあらゆる経験をし続けていても、この「特Aレベル」のサービスパーソンには数えるほどしか出会えていません。ということは今の日本において希少価値が抜群に高いということで、個人的にはトップクラスの年収を得る人が出ても良いと思っているというか、出ると確信しています。

そして紛れもなく、目の前の1人を強く感動させることができる人だけが多くの人を自発的に動かす可能性を持っています。目の前のお客様1人を満足させることができれば、次のステージの部下育成が可能ということです。

力で強制するのではなく自発的に。つまり正しいリーダーシップを発揮する人は上記を満たしているというのが私の考えで、CSと人財開発は切っても切り離せない織姫と彦星のような関係です。

みなさんのチームにこんな人が特Aのプレイヤーが1人いたら、お客様に提供する価値の追求ができそうでワクワクしませんでしょうか。

現在関わる企業ではCS追求に燃える仲間も増え、レベルも上がってきているものの、拡大期であることから「組織全体の底上げ」に注力する=トッププレイヤー育成のスピードダウンというジレンマがありましたが、今年は「特Aサービスパーソン育成」、つまり本気でスターを生み出したいと思っています。

我こそは!という自分の可能性を信じる方は是非メッセージください。

素晴らしい2020年にしましょう!本年もよろしくお願いいたします!