川口です。
本日のテーマに「育む」という言葉を使いました。
社員、部下の当事者意識が薄い
と嘆く声をよく聞きますが、当事者意識がある日突然芽生えるのは稀。
やはり場を持って育む、仕掛けがないと難しいと思うのです。
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場として有効なのは、1on1と会議です。
先日、弁証法的会議法の研修に参加してきました。
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弁証法的会議法とは?
なんだか難しそうな名前ですが、全員経営者マインドセットの中では以下の記述があります。
ある人がA案を出したとき、あえてA案とは違うB案を出し、お互いの考えをぶつけ合って議論を活性化するのです。そしてより統合的なC案を生み出します。
AとBの考えをぶつけ合って、統合的なCを導き出すとありますが、これはファシリテーターの技量が必要なので、導入される場合はファシリテーターの育成を同時に進めるのが最適と感じました。
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また、この会議法について筆者のコメントに
「弁証法的会議法は、議論の結果に腹落ちするために行うのではなく、経営者になる覚悟をしてもらうための手段」
というものがあります。
会議は育成の場でもあるのです。
みなさんの会議は育成の場になっていますでしょうか?
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参加者の基本装備として必要なスキルに「アサーション」があります。
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アサーションとは何か
アサーションとは、コミュニケーションスキルの一つです。
「人は誰でも自分の意見や要求を表明する権利がある」
という前提に基づいた適切な自己主張のこと。
まず相手の主張を受け入れ、自分も主張できるというものです。
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当たり前じゃないかと感じるかもしれませんが、実際の組織では「主張できない(しない)」という人が一定数存在します。
理由は「言っても無駄」「はずかしい」「否定されるのが怖い」といった理由からです。こういったブレーキをかけている人にとって、会議で発言することは恐怖、苦痛なのです。
まずそこをフラットにすることを1on1でサポートし、全体の会議で弁証法を活用する順序を踏むと、当事者意識を育む場が整います。
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まず変化するのは「当事者意識があると思い込んでいた、自責80%クラスの幹部」だったりするのですが・・・変化し始めると、早いですよ!
ご興味をお持ちの方はぜひお問い合わせください。
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