大手企業でも慢性的な人手不足を感じている現代で、特にサービス業においてアルバイトは重要な戦力としてどの企業も喉から手が出るほど欲しい状態ではないでしょうか。

このアルバイトの人材を確保するためには、採用面接時に「安心して働ける」というアピールをする必要があります。

では、どのようなアピールをすればいいのでしょうか。重要な3つのポイントをご紹介いたします。

企業がアルバイトを雇う理由

平成5年に施行された「パートタイム労働法」によって、パートタイマーより労働時間が短い短時間労働者であるアルバイトは、現代では欠かせない戦力として大手企業でも常に募集している状態です。

2019年5月14日に公表された、総務省統計局の労働力調査によると、正規の職員(正社員)は3457万人に対し、非正規雇用2162万人。内アルバイトは1513万人と、非正規雇用の約70%はアルバイトであることから、アルバイトは企業にとって重要な戦力ということが分かります。

では、このアルバイトの人材を確保するためにはどうすれば良いのでしょうか。

採用面接時のコツをご紹介いたします。

アルバイトの採用面接のコツ

アルバイト採用面接に訪れる人は、自分の希望に合った職場で働きたいと誰もが思っています。

そのために企業ができることは、以下の通りです。

  1. 職場の見学会を実施して労働環境をオープンにする
  2. 未経験者でも安心して働けるマニュアルや研修があることを伝える
  3. 学業や就活などと両立できる自由なシフトであることをアピールする

この3点は、アルバイト募集の求人を出す時や採用面接時にアピールしておきたいところです。

近年ではブラック企業ならぬ「ブラックバイト」という言葉が広がりを見せており、アルバイトとして働きたいけど、劣悪な環境下で働きたくないと望んでいる人が圧倒的に多い。

そのために、自社がどのような労働環境なのか、未経験でも始められるのか、学業や子育てなどプライベートと両立できるシフト体系なのか等、オープンにすることは大切です。

まとめ

大手企業ですら慢性的な人手不足を感じている現代では、非正規雇用者の多くをしめるアルバイト労働者は重要な戦力と言えます。

アルバイト人材を確保するためには、面接時に安心して働ける労働環境であること、アルバイトとはいえ個人のキャリアにどう寄与できるかを合意することも期待値に含まれます。

採用面接時には、「ここで働きたい」「安心できる」と面接を受けに来た人が思える材料を揃え、面接項目に工夫が必要です。

そして、管理する立場の方は「同一労働同一賃金」についてよく理解する必要があります。これはまた次回。

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