みなさんこんにちは!人財開発部の
です!夏仕様です。
日が長いというだけでテンションが上がります。
2週間前に足の小指を全力で角にぶつけ・・
骨、いっちゃってる気がします。
痛くてb-monsterに行けません。
これは退会予備軍ですね。何かアプローチあるかな〜
この1週間で、NO.2研修がありました。
NO.2は組織の要。多くの研修の中でも「より気合が入る研修」です。参加の皆さんのその後の変化を発見しては毎日楽しんでいますよ。
さて今日はいただいた質問に答えます〜
質問
上司のことで悩んでいます。上司はいつも話が長く、つぶやきなのか指示なのかが曖昧でわかりにくいです。自分ではこれと思って実施したことが、食い違ったりしていてイライラしてしまいます。どうしたら指示の仕方を変えてもらえるでしょうか?
回答
はい。ご質問というか悩み相談ありがとうございます!
悩んでいる状況というのは、快か不快かでいうと「不快」なんですよね。不快なものって解決するために自分の中からエネルギーが湧くんですよ。
例えば「歯と歯の間に何か挟まっている」とか「目の中にまつ毛が入ってる」という不快を自覚すると何が何でも解決しようとしますよね!
今回相談という行動に移してくれたあなたの不快指数は「高い」です。それを過ぎると「諦める」になって不快を感じないふりするようになります。よく相談してくれました!
まず先日のNO.2養成講座で冒頭に伝えたことをシェアしておきましょう。
このように、「上司の指示がよくわからない」というのは「心の安泰度」も「解決スキル」も「知識量」も低い状態。つまり「あなたにとっての恐怖」に値します。それは不快も理解できます。
この質問を受けて、私は小学4年生時の授業を思い出しました。
私の担任「鈴木先生」は、国語の授業中
「はい、ではここまでをまとめてくださーい」
と言って5分置くというのが習慣でした。
私はこの「まとめる」に疑問を持っていました。
隣の人は、ひたすら黒板の文字をノートに写している。
反対側の人は教科書に線を引いた所をノートに書く。
後ろを見ると何やら図にしている。
つまり受け手の解釈も行動もバラバラな状態です。
その5分間が1時間の間に5〜6回あるので、
私は何故か国語の時間はストレスを感じていました。
ある日、虫の居所が悪かったんでしょうか。ついに
「先生!いつもまとめまとめって言うけど、
何のために何をどうまとめるのかわからない!?」
とキレ気味に発言。
(わからないは恐怖なのでキレ気味になりがちですね)
回答は「自分がわかるようにまとめて・・」でした。
解決せず(笑)
みなさんは、この10歳の川口女子について率直にどう感じましたか?
私は「キレてないで聞けばいいのに」と思います(笑)
でもね、全体像が見えてないと何を聞けばいいのかすらわからないんですよ。皆さんも「質問ありますか?」と言われて困ったことあるでしょ? しかも「恐怖」というのは感情に影響を与え脳の動きを鈍らせるので、選択を誤りやすくなります。
この授業の場合は、
・文法について理解しまとめるのか
・主人公の気持ちになってまとめるのか
・段落ごとの主訴をまとめるのか
・テストに出るところをまとめるのか
さえ明示されていたら私は素直に「まとめる」という行動ができたかもしれません。
この時の先生と私の間のコミュニケーションはこんな感じ。
私)タイ好きなんですよね〜
先生)うん、タイはいいよね〜
私)あの綺麗な赤色が好きなんですよね〜
先生)あの赤色ね〜確かに綺麗だよね
私)めでたい気持ちになりますよね
先生)あ、でも先日の洞窟事故大変だったね。
私)洞窟?
先生)え?
って感じですよ。やたら会話はしてるのに実は意思疎通できてないという。「時間返せ!」ってなりますね。大げさな表現をしましたが、あなたと上司のコミュニケーションはこんな感じにズレながら進行しています。
さて、前置きはこのくらいにして解決する唯一の方法を教えましょう。
あなたと上司の間に紙とペンを置きましょう。
紙とペン。それだけです!
発話思考を思い出してください。
見えないものについてお互いが発話している限り、他人なんですから思考はどうやったってズレますし、しかも話せば話すほど強化されてしまいます。
文字や図でハッキリ書き出すことで自分の整理にもなりますし、相手にもそのまま伝わるので相違が減りますよ。(あと「証拠」にもなる!)
1on1を良い機会にしてください!
書く内容はこの4つ!
「全体像」(仕事全体の中のどの部分なのか)
「ゴール」(数値や日付)
「タスク」(行動を書き出す)
「優先順位」(頭に1、2、3をつける)
これだけでOK!
私はイライラが大嫌いなので「そこに期待しても無駄」と瞬時に割り切って次の対策を考えます。
永遠に変わらない鉄則として「他人は変えられない!」からです。ここね〜、わかっていても期待しちゃうんですよね〜。おそらく期待しても上司が急に変わる可能性はゼロに等しいですよ。
上司は変えられない。であれば、あなたが上記4つをサッと書ける(できる)ようになれば得体の知れない恐怖から解放され「楽しい」の段階に進みます。上司は上司で「うん!そういうこと!OK」だけで済むから
お互いハッピーじゃないでしょうか?
簡単なのでぜひチャレンジしてみてください!3回目くらいからうまくできるようになりますよ。
ところで・・・・指示が曖昧というあなたの悩みでしたが、それより先に「上司はいつも話が長く」という棘のある言葉を見つけました。実際に不満が募っているのはそこかもね。
ということで次回は「話が長い人」と「コミュニケーション」についてをテーマにします!部下を持つ方必見です!
また来週〜